人は人、私は私

今年も競技を続けるにあたって、早速考えるべきことがありました。

それは、自分の存在価値とは何かというものです。

また、変なこと考えてるなと思われるかもしれませんね(笑)

おかげさまで、競技の方は順調にいっています。海外遠征にも行けるようになり、練習の傍ら資金集めもしています。

色んな方と関わらせていただく中で、

「ほんとに君に強さだけを求めていると思うの?」

といった言葉を投げかけられました。

確かに、前に比べると強くなったし、戦うステージも一個上の舞台になりました。僕自身も強くなりたい、周りも強くなってほしいと思いながらやっていました。

しかし、そんなことは当たり前で、フルタイムで働きながらトライアスロンをしている方と変わらないんですよね。

1週間のほとんどを競技にあてられることによる自分だけの学び、戦う舞台が変わったことによる取り組みの変化、そして、どのような形でそれを還元して貢献していくかが大切かなと。

そもそも、強さだけを求めてスポンサーをしてくださっているなら、日本で一番強い選手にスポンサーしていますよね。

でも、そうじゃない、日本で25番目、世界だと気持ち程度ランキングがついている僕に求められているものはそこじゃないのだと。

もしかしたらコーチングスキル向上のために、いろいろな経験をさせてやろうって気持ちかもしれませんし、業界発展のために僕の活動を応援してくれているのかもしれませんし、純粋な親心かもしれません。

話は大きく変わりますが、私の小さい頃の夢はイチロー選手にあこがれてプロ野球選手になりたいでした。

しかし、野球では同じ学校に敵わない友達が多く、水泳に転向、小学校を卒業する時には北島康介選手がアテネオリンピックで2冠をした姿がかっこよく、その頃の夢は水泳でオリンピックに行きたいでした。

両選手とも、多くの人に夢を与えたでしょう。

イチロー選手は同業者にも、日本人もメジャーで活躍できるっている夢を与えていますよね。

これと同等の価値があるかといえば、今の私には、まだありません。

となれば、私の価値って何だろうなって掘り下げなきゃいけないと思い、考えました。

そんな時にタイミングよく、Regional Sports の代表加藤慶一さんと会って話す機会があり、相談を持ち掛けたところ、

「山下君は山下君なんだから、君にしかできることをやっていけばいいし、それをどこかで社会貢献につなげていくことが大切じゃないかな」

「職業、俺って言えるようにならないとだめだよね。」

といった、哲学的ながらも的を得た意見に、納得しました。

プロアスリートといえども、たくさんの活動の仕方があるし、現に先輩方はプロアスリートと呼ばれながらも、誰一人やり方が被らない、自分流のやり方で人を惹きつけています。

自分で勝手に活動に枠を作って、やりづらくなっていたのかなと。

確かに、周りとは違う経験をしてきました。

正直、誇れるようなものでないと考えていたのですが、これも勝手に自分が決めたことであって、もしかしたら、誰かにとっては価値があるかもしれません。

大切なことは、行動したことを形に残すことだなと。価値とか結果ってあとからついてくるのもので、取り組んでいる最中は見えないものなのかなと感じました。

ここからは、じゃあ何ができるんだよ、私にしか見えないものはなんだっていう話を書いていきたいとこですが、長編にすると読み手もつかれてしまうので、一旦区切ります。

次回は、何ができるのかっていう部分にフォーカスして書いていこうかと思います。

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