遅くなりましたが、ようやくスタートラインが見えました。
「記録会で疲弊してる場合じゃないんだよね。」ってコーチから言われ早1年、やっとのおもいで切れました。
1月も終わりが見え、12分の1が終わります。
前の記事でもちょこっと書きましたが、福島認定記録会後から今日まで、これでもか!っていうくらい色々な出来事があり、本当にアッという間でした。
今回はその振り返りをぼちぼち書こうかなと思います。
というのも、自分から見ても、他人から見ても
「変わったな。」
といえるような時間になったので、その忘備録として書いていこうと思います。
〇福島認定記録会後
坊主にしました。
ネタでもなんでもなく、ふとそういう時期なのかもしれないと思ったからです。
有難いことに、これまで多くの素晴らしい選手と出会う機会がありました。
その中でだいぶ昔からお世話になっている、とある選手の昔のブログを読んでいたら、丸刈りでした。
おそらく時期的に苦しかったときではないでしょうか。
私が坊主にしてから、いろんな人と話しましたが、そういえば〇〇選手もという話をたくさん聞きました。
理由はわかりませんが、少なくとも何か意味のある坊主だったのだと思います。
結果的にこうやって自分の中の目標が達成できたので、坊主にしたことが肯定的に見えるかもしれません。
しかし、私の中で一番大切にしたいことは、自分の意思に従って行動して、責任を果たすことができたということです。
たまたま、その行動が坊主にするというものだけだっただけで、正直なんでもいいと思います。
髪なんて時間が経てばすぐ生えてきます。
でも、時間は戻ってきませんしね。
〇館山合宿①
頭を丸め、迎えた館山合宿。
山本良介さんからつないでいただき、上田藍さんと合宿をさせていただけることに。
ここでは思った以上に学ぶことがありました。
そして、同時に自分に足りなかったものを感じ取りました。
視野の広さ、思いやり、決断の速さ。
ほかにもたくさんありますが、すべてが競技に直結しているなと。
日々、どうすれば強くなれるかを実践されているような選手でした。
自分の競技力向上を図りながらも、後輩への気遣い、コーチへの配慮といった振る舞いを忘れない素敵な選手と練習させていただいている一方で、レベルの低いところで勘違いを起こしていた自分をなんとかしなきゃいけないなと思うようになりました。
思いやり、謙虚な気持ち、素直な心。
これらを大切にできるような選手にならなければなと強く感じた期間でした。
〇今の自分があること
自分を見つめなおすきっかけを頂いて迎えた一人での練習期間、訳アリで長期的に実家に帰ることになりました。
生きていたら誰しも経験するであろう事態に遭遇しました。
ライフイベントではあるので仕方ないと思う反面、なかなか割り切れないものです。
たくさんの支えがある中で、一番大きな支えでありながらも一番見えなくなりがちな家族の存在。
競技続けるといった選択を取ったのは自分自身ですが、それを黙って支えてくれる家族には感謝しなきゃなと思った期間になりました。
結果がほしいのは僕だけじゃない、そんな気持ちになりました。
〇館山合宿②
そんな中迎えた第二回の館山合宿。
今回は渡部選手も参加、前回に引き続いてスポット的に細田選手も参加してくださり、充実した時間になりました。
事故ったあと、思うように体動かないんだよねってぼやいてたら、甘えんなってキレられて早2年。
僕の中の底辺を知っている数少ない人間です。
(加藤さんと、自転車屋のメカくらいでしょうか)
練習禁止だって言われたのに無理やり彩湖に連行されたのも懐かしいです(笑)
かれこれ長い付き合いですが、同期が多いことは心強いです。
嫉妬や愚痴が少ないのも、いい関係が続いている要因ではないでしょうか。
思ったことを口にしてしまう人たちが集まっただけな気がしますが。
とはいえ、私よりはるかに多くに経験を積み、競技力も高い選手と練習できることはいいことです。
書くまでもなく、充実した時間になりました。
〇年末年始
クリスマスを合宿で過ごし、怒涛の年末年始を迎えることになりました。
上記の関係で弾丸帰省もあり、ドタバタだったなぁという印象しかありません。
一つ分かったことは、必死になって真面目に生きることに損はないなということです。
そもそも、自分の生き方に損得をつけようとすることが良くないのかなって思います。
事故後、他人と人生を比べるほど無意味なことはないと思うようになりました。
損だとか得だとか、何を基準にして考えているのかなと。
稼ぎを考えるなら、さっさと競技なんてやめています。
ステータスを考えるなら、高校の時もっと勉強して、いいと言われているであろう大学に入っていました。
でも、結局、そんな先のことなんて考えることができず、今を必死に生きることしかできませんでした。
しかし、たくさんの人に応援していただいて、やりたいことができて、とても幸せな人生を送れています。
今できることをやり切る、これからもこんな感じで生きてくんだろなと思った年末年始でした。
何ともまとまりのない内容になってしまいましたが、お許しください。
また東京五輪に向かって頑張ります!